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記述問題を得意にする極意

国語が苦手な人のほとんどが「記述問題」に苦手意識を持っています。

無理もありません。国語=記述、国語=暗記でどうにかなるものじゃない、というイメージが根強く、ひとたび苦手意識を抱えてしまうと、どう勉強したら良いかさえ分からなくなってしまうのです。

ただ覚えればどうにかなるわけではない記述問題の壁を越えられず、挫折して、国語は嫌い、国語は苦手、と思い込んでしまう受験生は少なくありません。

しかし、国語の記述問題は、国語以外の全ての教科においても非常に大切な問題解決能力を育んでくれる、いわば「チャンスの宝庫」であり「学力向上のキー」です。


記述問題を得意にする極意

一問一答の問題や、暗記して答える問題であれば、覚えれば解けます。

しかし、記述問題となると、ただ「覚える」だけ、知識だけでは太刀打ちできません。

大切なのは「解き方」を知り、体得すること。

そう、記述式の問題にはちゃんと「解き方」があるのです。

そして、その解き方を体得すれば、得意にすることができるのです!

記述問題はセンスや勘で解くものではありません。

センスが無いから解けないというのは間違いであり、厳しいことを言うようですが、それは努力不足です。

しっかりと記述問題の解き方を学び、訓練することで、必ず解答力が身に付き、得点力が上がっていきます。

記述問題を得意にする極意は【センスや勘に頼らず、解法を体得する】ことです。

英才塾では、この「解き方」を教えて訓練していきます。


実際の授業で教えていることを特別公開!

当塾のホームページを見てくださったことへの感謝の気持ちを込めて、実際の授業で教えている記述問題の解き方のポイントをお教えします。

ただ「教えます」と宣伝するだけでは、実際の授業の内容や質が見えてこないと思いますので、是非この特別公開の内容を読んで授業の内容を想像してみてください。

「もっと知りたい!」と思ったら、一緒に学んでいきましょう!

記述問題(説明文)の6つのパターンと解き方のポイント

説明文の記述問題は、主に次の6つのパターンに分類できます。

それぞれの問題に対する基本的な答え方のポイントをまとめてみました。

記述 問題


~とはどういうことですか
説明しなさい

・文末は「こと

・傍線部の中に指示語、曖昧な言葉、比喩表現があったら、それを明らかにする。

・傍線部の文章をいくつかのパーツに分けて、それぞれのパーツを別の言葉で言い換える。
言い換えたパーツを全てまとめれば、正解解答になる。

・自分の作った解答を~の部分に入れて意味が通じるかどうかを確認!
意味が通じない場合は正解ではない。



~はどうしてですか。 
説明しなさい。

・文末は「から」「ため」

・「Aである。だからBである」と書いてあったら、Aが理由でBが意見や事実。

・「Aである。なぜならBである」と書いてあったら、Aが意見や事実でBが理由。

理由は傍線部の直後に書かれていることが多い。傍線部の後ろをまず読んでみることが大切!
ただし、傍線部の文の一番最初に「だから」が使われていたら、理由は傍線部の直前になる。


~を文章中の言葉を使って
説明しなさい。

自分の言葉では書かない!必ず文章中の言葉を使う!

・文章中に解答の要素(キーワード)となる箇所がいくつか存在するので、その複数の箇所を「自分の言葉」を使ってつなぐ。

・「文章中の言葉を使って」と問題文に書いてあったら、文章の中に解答を構成する要素が書かれている場所があるということ。だから、ヒントのない自由に書かせる問題よりも簡単!



Aという言葉を使って
説明しなさい。

①まずAという言葉を本文中から探しだし、Aという言葉が書いてある場所をみつける。

②その前後をしっかり読んで、解答の要素を見つける。
※解答の要素とは、採点対象になるキーワードやキーフレーズのことです。

③解答の要素をみつけたら、
「3. ~を文章中の言葉を使って説明しなさい。」と同じ解き方をする。
解答の要素どうしをできる限りそのまま使って、要素どうしをつなげるところだけ、自分の言葉で書く。



~を自分の言葉を使って
説明しなさい。

・文章中の”文”をそのまま使うのはNG!(単語や固有名詞などはOK

・本文の内容を無視するのではなく、その内容に沿って書く。

・傍線部に比喩や、あいまいな表現があったら、意味が明確になるような一般的な語句を使って言い換える

※解答の中では具体的なことは書かない。
短い言葉で抽象的に書くことで、解答を構成する要素を多く盛り込むことができる。
また、抽象的に書くことで全体の字数を減らすことができる。



両者の違いを
説明しなさい。

両者の違い、AとBの違いときかれたら、対比の問題と考えること。

・対比されているものを文章中から抜き出し、の空欄に入れる。
※型については「トップページ」をご参照ください。

・「Aは・・だが、Bは~である。」または「Aは・・であるのに対して、Bは~である。」で解答を書く!

・解答が長くなる時は、「Aは・・。しかし、Bは~。」と2つの文章に分けて解答を書く。


このようなポイントを意識して記述問題を解いていけば、解答力は自然と身につきます。
なお、ここに書いたポイントはほんの一部であり、全てではありません。

ホーム画面では当塾がどのようにして記述問題の解き方を教えているか徹底解説しています。

文章の読み解き方

記述問題のパターンと解法のポイントについて特別解説しましたが、問題のパターンだけでなく、出題される本文の読み方もマスターする必要があります。

国語の長文読解問題は大きく「説明文」と「物語文」に分けられます。

それぞれの「読み解き方」の極意を端的にまとめました。

説明文を読み解く極意は○○を習得すること

説明文を読み解く極意、それは……

『接続語』を習得すること!

接続語、つまり「しかし」や「だから」それから「なぜなら」といった「文と文をつなぐ言葉」の役割をきちんと理解し、習得することで、文章の流れと関係が分かるようになります。

記述問題において、自分が文章を書いたり、説明したりするときにも、接続語は必要となります。そういった意味でも、接続語の習得は非常に大切です。

普通に会話して、日本語を使っていれば接続語くらい使いこなせるよ、と思われるかもしれませんね。しかし、これが「国語の問題」となると、意外にも多くの人がここでつまずいているのです。着目しなければならない接続語を見落としていたり、接続語の部分を読み飛ばして文章をななめ読みしていたり……このような状態では文章の理解スピードは上がりません。

しっかりと学習し、そして訓練して「接続語」をマスターできれば、本文中の接続語が浮き出て見えてくるようになります。すると、その前後の文章がまるで色がついたようにハッキリと区分けされ、文章全体が非常に分かりやすく整理されて見えるようになります。これにより、中心となる文章はどこかハッキリと見えてきて、問題の答えも見つけやすくなるのです。

説明文を読み解く上で、気を付けたいルールやポイントは、まだまだあります。

もっと知りたい!自分も体得したい!という方は、ぜひ英才塾の授業を受けてみてください。

物語文を読み解く極意は○○に着目すること

物語文を読み解く極意、それは……

『変化』に着目すること!

問題を作る上で、出題者は「何の動きもない」文章は採用しません。

問題文となる物語文には、必ずなんらかの「変化」があります。

そして、そのほとんどが「主人公の心の変化」や「成長」です。

マイナスの気持ちで始まった物語が、何かの出来事をきっかけにプラスに転じるという流れで、主人公の成長の様子や心の動きを描いたものが多いです。

(逆に、プラスから始まり、マイナスに転じることもありますが、経験上このパターンは少ないです)

どのような変化にせよ、変化前と変化後の「内面(気持ちや考え方など)の対比」に注目して読むことで、物語文の問題が解きやすくなります。

対比を意識せずになんとなく読んでしまうと、登場人物の気持ちや性格が捉えられず、行動や発言の背景が見えてきません。そして変化に気付けなければ、そこにフォーカスした問題には答えられません。

対比や変化に注意して読むことで、登場人物の性格・気持ち・行動・発言について説明ができるようになるのです。


記述問題を苦手から得意に!成績も伸ばす英才塾の授業

記述問題は「読み方のルール」を意識してポイントを押さえて内容を正確に理解し、「問われ方のパターン」別の解法を学び問題の演習量を増やしてしていけば、必ず点数が伸びていきます。

何度もしつこいようですが、決してセンスや勘ではなく、努力と知識、訓練で伸ばせるものです。

記述問題の解き方を体得し、安定的に得点できるようになれば、それが「成功体験」となり自信がつくはずです。すると、記述問題が嫌い・苦手と感じていたのが、楽しい・もっと解きたいという感情に変わっていきます。こうなればもう得意への道を一直線に進むのみです。

もし、このページを読んで「もっと学んでみたい!」「記述問題を”得意”にしたい!」と思った方、あるいは「うちの子、記述問題が本当にダメで解答欄がいつも真っ白……」と思った親御様は、ぜひ英才塾にご相談ください。

苦手意識を取り除き、得点力をつけさせる自信があります!

記述問題にこだわる英才塾だからこそできる最適なアプローチで、解決への道筋をご案内いたします。


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