記述問題は「型」で解決。~第4章~

      
記述問題を解くときに使うペンと紙

国語塾が教える、記述問題が得意になる!感情説明と意味説明のテクニック

◆ テクニック1:感情説明のポイント

「感情を説明しなさい」という問いでは、文末を何にしていますか?
恐らく多くの受験生が「~気持ち。」で答えると思います。

ですが、正解は「〜している。」の形にします。

例えば「うれしい気持ち。」ではなく、「うれしく思っている。」と書きます。

喜んでいる、悲しんでいる、驚いているなど、感情を動詞にして「~て(で)いる」にすることで、より的確に伝えられます。

 

問題文に「説明しなさい」とあったら、文末は「~ている。」

 

◆ テクニック2:「どういうことですか」への答え方

「〜はどういうことですか」という問いでは、まず文章を意味の切れるところで分け、それぞれを言いかえ、最後に一文につなげることが必要です。

このテクニックは、神奈川県の超難関校である「聖光学院」のホームページでも紹介されていました。
「聖光学院」を受験するお子様がいらっしゃるご家庭は、ぜひ覚えさせてください。

例文と説明

例:「自然と人間が共に生きることの大切さを忘れてしまった/現代人への警鐘

  • 前半は「自然と協力して生きる大切さを軽視していること

  • 後半は「それを現代人に注意を呼びかけていること」と言いかえます。

これらをつなげると、 「自然と協力して生きる大切さを軽視している現代人に、それ(注2)を思い出させようと注意を呼びかけていること。」となります。

 

(注1)この形式の全ての問題に使えるかというと、そうではありません。
    他の解き方の方が良い場合もありますので、数多くの問題を解いて、
    どんな時にご紹介した解き方を使うと良いかが分かるようにしましょう!

(注2)記述問題の解答の中に、原則として指示語が入っていてはいけません。
    ですが、指示語のさしている内容が記述の答えの中にある場合はOKです。

 


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