国語の記述問題を得意にする極意

      
英才塾の解き方を学んだ後で、記述問題を解いている中学生の女の子

国語の記述問題:苦手意識を克服し、学力向上のカギを握る

国語の記述問題は、多くの人が苦手意識を持つ分野です。暗記でどうにかなるものではないというイメージが強く、一度苦手意識を抱くと、どのように勉強すれば良いかさえ分からなくなってしまいがちです。しかし、記述問題は、単に国語の点数を上げるだけでなく、問題解決能力を育む「チャンスの宝庫」であり、「学力向上のキー」となり得ます。


記述問題を得意にする極意:解き方を体得する

一問一答や暗記で解ける問題とは異なり、記述問題は単なる知識だけでは太刀打ちできません。大切なのは、「解き方」を知り、体得することです。記述式の問題には明確な「解き方」が存在し、それを習得すれば得意にすることができます。センスや勘に頼るのではなく、しっかりと解き方を学び、訓練することで、必ず解答力が身につき、得点力が向上します。英才塾では、この「解き方」を教えて訓練していきます。


特別公開!説明文の記述問題:6つのパターンと解き方のポイント

当塾が実際の授業で教えている記述問題の解き方のポイントを特別に公開します。説明文の記述問題は、主に次の6つのパターンに分類でき、それぞれの問題に対するポイントは以下の通りです。当塾の生徒は、早ければ小学4年生でこれらのポイントを理解できるようになります。

1. 「~とはどういうことですか」を説明しなさい

  • 問われている「~」の中に比喩や曖昧な表現がある場合、意味が明確になるような**「一般的」な語句**に言い換えます。
  • 傍線部の文章をいくつか部分に分け、それぞれの部分を別の言葉に言い換えます。言い換えた全ての部分をまとめることで、正解の解答になります。

2. 「~はどうしてですか」を説明しなさい

  • 「Aである。だからBである」と書かれている場合、Aが理由でBが意見や事実を示します。
  • 理由は傍線部の直後に書かれていることが多いですが、傍線部の文の最初に「だから」がある場合は、理由が傍線部の直前に書かれています。

3. 「~を文章中の言葉を使って説明しなさい」

  • 自分の言葉で書かず、必ず文章中の言葉を使います。
  • 文章中に解答の要素(キーワード)となる箇所が複数存在するので、それらの箇所を「自分の言葉」を使ってつなげます。

4. 「Aという言葉を使って説明しなさい」

  • まずAという言葉を本文中から探し、その前後をしっかり読んで解答の要素を見つけます。
  • 解答の要素を見つけたら、「3.~を文章中の言葉を使って説明しなさい。」と同じ解き方でまとめます。
  • Aという言葉が文中にない場合は、別の解き方があります。

5. 「~を自分の言葉を使って説明しなさい」

  • 文章中の”文”をそのまま使うのはNGですが(単語や固有名詞はOK)、本文の内容に沿って書きます。
  • 傍線部に比喩や曖昧な表現がある場合、意味が明確になるような**「一般的」な語句**に言い換えます。
  • 解答の中で具体的なことは書かないように注意しましょう。

6. 「両者の違いを説明しなさい」

  • 両者の違い、AとBの違い、感情の変化を問われたら、対比の問題と考えます。
  • 「Aは・・だが、Bは~である。」または「Aは・・であるのに対して、Bは~である。」の形式で解答を書きます。
  • 解答が長くなる場合は、「Aは・・。しかし、Bは~。」と2つの文章に分けても構いません。

これらのポイントを意識して記述問題を解いていくだけでも、解答力は自然と身についてきます。


文章の読み解き方:説明文と物語文の極意

記述問題の解法のポイントに加え、出題される本文の読み方もマスターする必要があります。国語の長文読解問題は大きく「説明文」と「物語文」に分けられます。

説明文を読み解く極意は「接続語」を習得すること

説明文を読み解く上で最も重要なのは、『接続語』を習得することです。「しかし」や「だから」、「なぜなら」といった「文と文をつなぐ言葉」の役割をきちんと理解し、習得することで、文章の流れと関係が明確になります。接続語をマスターすれば、本文中の接続語が浮き出て見え、前後の文章が整理されて非常に分かりやすく見えてきます。これにより、文章の核心を捉え、問題の答えを見つけやすくなります。

物語文を読み解く極意は「変化」に着目すること

物語文を読み解く極意は、『変化』に着目することです。問題文となる物語文には、必ず何らかの「変化」があり、そのほとんどが「主人公の心の変化」や「成長」です。変化前と変化後の「内面(気持ちや考え方など)の対比」に注目して読むことで、物語文の問題が解きやすくなります。変化に気づくことで、登場人物の性格・気持ち・行動・発言について説明できるようになります。


記述問題を苦手から得意に!英才塾の授業

記述問題は「読み方のルール」を意識して内容を正確に理解し、「問われ方のパターン」別の解法を学び、問題の演習量を増やしていけば、必ず点数が伸びていきます。これはセンスや勘ではなく、努力と知識、訓練で伸ばせるものです。

記述問題の解き方を体得し、安定的に得点できるようになれば、それが「成功体験」となり自信につながります。苦手意識が楽しさへと変わり、得意への道を一直線に進めるでしょう。

このページを読んで「もっと学んでみたい!」「記述問題を”得意”にしたい!」と感じた方、あるいは「うちの子、記述問題が本当にダメで解答欄がいつも真っ白……」とお悩みの保護者様は、ぜひ英才塾にご相談ください。私たちは、記述問題にこだわる英才塾だからこそできる最適なアプローチで、お子様の苦手意識を取り除き、得点力を向上させる自信があります。


国語の記述問題について、さらに詳しく知りたい点や、特定のパターンの解き方について疑問があれば、お気軽にご質問ください。

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