
「記述は難しい」と皆さんは思いがちです。ですが、実は身近に最高の練習材料があります。それは、普段解いている「選択肢問題」です。
「選択肢は消去法で解くもの」とお考えかもしれません。しかし、そこが大きな落とし穴です。ただ選ぶだけでは、国語の記述力は伸びません。実は正解の肢こそ、出題者が作った「お手本となる要約文」なのです。
僕がおすすめする練習法は、とてもシンプルです。
選択肢を見る前に「記述」する
いきなりア・イ・ウと見るのは禁止です。まずは本文を読み、答えを自分なりにイメージ(できれば書き出す)します。
自分の答えを持って選択肢を見る
ここで初めて選択肢を確認します。
正解の肢と自分の答えを「照合」する
要素が合っていれば合格です。言葉が足りなかったところは、記述が不十分なところだと分かります。
選択肢を「答え」として選ぶのではなく、自分の記述を採点する「基準」として使うのです。この方法は、適当に選ぶよりはるかに頭を使います。要素を見抜く力と構成力が、同時に鍛えられるからです。
今日から選択肢を隠してみてください。目の前の問題が「記述練習帳」に変わります。受験に必要な要約力や論理的思考。これらは、手元の問題を正しく使えば十分に身に付きます。
ブログ執筆者:早田 哲治(英才塾 塾長)
■ 指導歴18年以上のベテラン講師 早稲田アカデミーでの集団指導経験、および家庭教師のトライ「プロ講師」として、長年中学・高校受験の最前線で指導。大手進学塾のカリキュラムを熟知し、一人ひとりに最適な「記述の型」を伝授する国語のスペシャリスト。
■ 近年の主な合格実績(抜粋)
2024年度: 開成中学校、聖光学院中学校、渋谷教育学園幕張中学校、藤島高校(福井県立最難関)
2026年度: 西大和学園中学校、愛光中学校 ほか、難関校への合格者多数。
記述問題が苦手な小学生・中学生のお子様がいらっしゃる方は、ぜひご相談ください。
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